2017年11月17日

システム構成 E調整について

今日は調整についてです。

調整といっても機材により様々な方法があると思いますがごく一般的なものをご説明します。

クロスオーバー
簡単に言いかえますとユニット(スピーカー)ごとの音の出る周波数の役割分担させるというものです。
このカットオフ周波数を調整するということです。またこの際スロープというものを設定できるプロセッサーがありますがこちらはカットオフ周波数から上の周波数(または下)を減衰させる特性といいましょうか。むつかしくなりますがカットオフ1000kHz -12dbで設定した場合1オクターブ下(500Hz)の音量が1/4になるということです。-12-12でクロスさせると1/4のところで重なるという感じです。うまく書けなくてすみません(''ω'')ノ
肩特性というのもありますが(リンクウィッツとかベッセルとか)はこのカットオフ付近の落ち方がなで肩になるかいかり肩になるかといったことです。
またこれら肩特性に関しては変更できる機材も限られます。カロXやサウンドナビではできません、後付けのプロセッサーでは変更できるものが多いです。
helix_dsp_pro_mk2.jpg

後付けプロセッサーDSP-PRO MK2 こちらは上記に付け加えて位相角も変更できます

タイムアライメント
こちらは各ユニットから聴く方の耳までの距離の補正をするものです。つまり同時に音が出ていたユニットをクロスオーバーで分けた帯域ごとにタイミングをずらして耳に届くタイミングを調整するためのものです。
遅延時間は0.01msつまり1/100000刻みだったりとかなり細かくできるものもあります。

イコライザー
こちらはパラメトリックイコライザーやグラフィックイコライザーなどが主なタイプですが、基本は増幅減衰させることで位相のねじれを感じることもありあまり多用しない方が良いとされているようです。自分が調整するときは希望がないかぎりなるべく入れないようにしています。

これ等の機能をすべて使いこなして調整を行うのですが調整には非常に時間がかかりユニットの取り付けなどの物理的な要素がかなり影響します。ユニットの取付がきちんとできていればイコライザーで0.25db上げるだけでも変化がわかりますがユニットが適度なダンピング調整になっていないなど物理的な条件を整えてからでないと思うように動かないのも事実です。デットニングは基本として排圧の処理、分散、拡散、吸音なども重要となります。

手順
最後に簡単に手順として記入してみますが
@リファレンスとするシステムを聞き込み正常な音を記憶する
A各ユニットの仕様を考えてクロスオーバーでカットオフ周波数の設定範囲を決定し設定する
B実測にて各ユニットから耳までの距離を設定する
C各ユニットのレベル差を調整する
Dセンター位置を決めタイムアライメントの微調整
E位相角が変えられるのであれば聴いて調整
F音像の高さを聴いて調整
GC〜Fを繰り返し調整

というのが自分のやり方となってます。

最後まで超〜簡単に書きましたが何んとなーく伝わりましたでしょうか?ご希望があればまた掲載しますが一応基本的なところの説明でした。記憶の中の覚書で書いたのでうっすら間違いなどもあるかもしれませんが( *´艸`)
また調整方法など日々変化していますのでデモカー聴いて確認してみてくださいね。
posted by PRIVATE-GARAGE at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | システム・解説等
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